〜行政とタッグを組んだEM活用現場の視察会〜
 11月10日、戸田市と戸田EMピープルネットの全面的な協力を得て開催された第7回EMサミットは、埼玉県の上田知事、参議院議員のツルネン・マルテイ議員が特別参加するなど、1,200人を超える参加者を得て盛大に行われた。

 翌日の11日は、行政とタッグを組んだEM活用現場の視察会を実施。
 最初に戸田市役所の屋上にある行政・NPO・企業が共同事業の屋上緑化を見学した。特色は植栽の基盤材が全てリサイクリ品を活用。管理と育成のポイントとして用水にEM活性液を添加。コストが極めて廉価。本実験の成果から来年度には屋上全面がこの仕様で緑化される予定。(Vol.41掲載)
リサイクルプラザの選別室で100倍希釈のEM活性液散布
リサイクルプラザの選別室で
100倍希釈のEM活性液散布
 次に河川浄化活動が行われているさくら川等を見学した。悪臭が消えるなど大きな成果を上げているが、生憎の雨で詳細な状況の確認は出来なかった。

 次に蕨・戸田衛生センターに行き、EMによる消臭事業の取組み現場を見学した。当センターは蕨市と戸田市の廃棄物処理施設であり、270t/日処理の焼却設備、30t/日処理の粗大ごみ処理設備、60t/日処理のリサイクルプラザと40m3/日処理の屎尿処理施設で構成されている。この内、焼却施設のゴミピットとリサイクルプラザの選別場で消臭のためEM活性液が使用されている。ゴミピットには活性液の原液200リットル/日が、作業開始時に全量ピット内に散布投入されている。リサイクルプラザの選別場ではびん、プラスティック、金属、紙類に分別されており、選別コンベアの直前に設置された散布設備と選別場(約25m×25mのエリア)内への散布設備でEM活性液の100倍希釈液200リットル/日(原液量2リットル/日)が約5時間かけて散布されている。化学薬品に比べ人体への悪影響を心配する必要もなく、安心・安全な消臭作業が行われ、現場の作業員に好評である。これらのEM活性液の製造と別途生ゴミ堆肥化処理(2t/月)作業は市役所で購入された百倍利器と蘇生利器を利用して戸田EMピープルネットに委託されている。蘇生利器で製造された担体(堆肥)は河川浄化にも活躍している。



東京・日本橋川の浄化活動が、本格的にスタート


12月11日:EM活性液製造設備の完成式典が開催されました。
 スタートが遅れておりました日本橋川のEMによる浄化活動が、昨年の暮れから本格的にスタートいたしました。イーエム総合ネットの協力を得ながら、地元の方々や大学生(日本橋学生工房)も含め、関係者一同成功を目指して一生懸命に取り組んでいます。

 昨年の12月11日には、千代田区の「日本橋川に清流をよみがえらせる会」と、中央区の名橋「日本橋」保存会、日本橋法人会が中心となって、EM活性液製造設備(1tタンク10基ほか)の完成式典が開催されました。当日は、これら3団体の関係者のほか、この活動に協賛いただいている千代田区の石川区長、中央区の矢田区長をはじめ、行政関係者も多数参加されました。式典では比嘉会長も挨拶され、「EMの取り組みで将来的には東京全体の川を浄化し、環境や健康への関心が高まれば、皆で良くしようという未来型社会の原点になる」と話されました。

 なおEM活性液の製造設備(1tタンク10基ほか)は、千代田区に無償提供いただいた「西神田仮排水場」の地上部の一部に建設されています。

日本橋川の浄化活動に大阪市漁協も応援
 日本橋川とEMの関わりは、一昨年の7月24日(日)からスタートしました。この日は、毎年恒例となっている名橋「日本橋」の35回目の橋洗いの日。約1,200名の方々がEM液体石けんで日本橋を洗い、その後に約3,000個のEM団子を日本橋川に投入しました。36回目の昨年も、7月23日(日)に約4,000個のEM団子を投入しています。千代田区では、大塚商会の名誉会長が日本橋川の浄化をライフワークとされ、EMによる浄化を積極的に推進しています。昨年は1月と10月に「日本橋川に清流をよみがえらせる会」を中心に、JR水道橋駅近くの新三崎橋近辺から約13,000個のEM団子を投入しました。また11月11日には、大阪市漁協の北村組合長ほか3名の方々が、今後の日本橋川の浄化の成功を願って、15tのEM活性液と3,000個のEM団子(元気玉)を持って大阪から駆けつけてくれました。日本橋川でのEM活性液の大量投入はこの時が始めてです。当日は名橋「日本橋」保存会、日本橋法人会の方々を中心に、都漁連の青年部長も参加され、大阪の道頓堀や淀川の浄化で、実際に大きな成果を上げているEM活性液とEM団子の投入を目の当たりにして、今後の日本橋川の浄化に大きな自信を持たれました。


西神田のEM活性液製造設備内に建てられた看板


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