U-net EM 災害復興支援プロジェクトチーム

U-netの活動の歩み

「普段着のEM活用」で継続と成果を! - 第2回環境フォーラム (2014年1月15日)

~第2回環境フォーラム「うつくしまEMパラダイス」開催~

2013年11月9日、福島市の福島県教育会館で第2回環境フォーラム「うつくしまEMパラダイス」(主催:U―ネット、後援:ふくしまFM、協賛:復興推進EM活用モデル事業参加38団体・NPOチェルノブイリへのかけはし)が開催され、300名超が参加した。
放射能と長期にわたり合う意志を確認した前回のフォーラムから、今回は一歩踏み込み、震災以前の環境を取り戻す活動を今後も継続していくための、有用な成果や地に足の着いた考え方・試みなどが随所で示されたフォーラムとなった。
中でも、そのことを端的に示したのは、3年間にわたり積み重ねてきた現場活動の発表事例(5事例)であった。

継続散布によるEMの効果

EM活用による農業生産及び放射能対策に取り組み「限界突破」を体験したEM柴田農園(柴田和明代表・栃木県那須塩原市)、さらなる線量低下は難しいと思われた住宅地でのEM散布を続け成果を上げるEMとじょうろの会(久呉ますみ代表・いわき市)、乳質の指標のひとつである体細胞数の変化グラフを示しEM導入以前と以後の明らかな違いを紹介した瀧澤牧場(瀧澤昇司代表・南相馬市)は、いずれも継続によるEMの累積効果について触れた発表となった。中でも柴田氏は、「ある時期からEMを散布しても線量が下がらずジレンマに陥った。しかしそれでも続けると、再び線量が下がり始めた」と、EM散布を継続することの重要性に触れた。

EMを楽しみながら

2013年、本格的にEMによる水稲栽培に取り組んだ馬場EM研究会(羽根田薫代表・南相馬市)、EM復興支援プロジェクトの一環として3年ぶりに旧警戒区域での水稲栽培を再開したコズモファーム(今泉智代表・田村市都路町)は、EMを継続していくための考え方に触れた。特に今泉氏は、「心と大地に花を植えています」をテーマに発表を行い、「EMが従来活用されてきた用途に徹し、結果として線量も低減している状況をみてもらいたいとの考えから、自宅を草花で美しく飾り、EM栽培の美味しい農産物を育て自然と共生した生活を楽しむことに方向転換した」と話し、EM活用を楽しむことが継続につながるとの考えを示した。

福島県内からの参加者が多数を占める

最後に、今フォーラムの大きな特徴をひとつあげておきたい。それは、福島県内からの参加者が大多数を占めたことだ。放射能の問題は依然大きく横たわる一方、それに立ち向かう住民も増えていることを感じさせた。高揚感に包まれた昨年とは打って変わり、会場内は終始、情報を聞き逃すまいとする真剣さと、志を一つにした一体感に包まれた。福島県からの参加者のひとりは、「実は難しい話や立派な話を想像していたが、現場に即した内容で非常に役立った。普段着を着るように肩ひじ張らず気軽にEM活用を続ければよいのだとわかり、自信が湧いた」と話してくれた。
来年も同じ会場での第3回環境フォーラム開催が予定されている。さらなる次の1年、日常レベルでのEM活用の継続による成果が楽しみだ。
パネルディスカッションではベラルーシ共和国でのEMを投与したラット実験についての興味深い報告がなされた。 パネルディスカッションではベラルーシ共和国でのEMを投与したラット実験についての興味深い報告がなされた。

< 戻る

書籍のご案内

シントロピー【蘇生】の法則~EMによる国づくり~

シントロピー【蘇生】の法則~EMによる国づくり~

価格:1,000円(税込)