特定非営利活動法人 地球環境共生ネットワーク

地球環境共生ネットワーク

地球環境共生ネットワーク
>
Q&A
>
水質浄化

水質浄化

Q1 硫黄鉱山の影響で川の水が超酸性です。EMを使って中和したいのですが、どのようにすればよいのでしょうか。
A1 川の水を貯める池を造りアンモニアを発生する糞尿など有機物を入れます。これにEM1号と光合成細菌(EM3号)を投入すると、イオウ細菌が発生して池の底に硫黄として固定され、その水はアンモニアのアルカリと反応して中性化します。

 

Q2 浄化槽の時に投入していたEMは、下水道が完備した後も効果があるのですか。
A2

下水道になってもEMを投入し続ければ、排水路に沿ってEMが定着するので排水が スムーズに流れ水質も良くなりますので、下水処理経費が節約できます。 下水処理場にEMタンクシステムを設置し流せば、処理水は浄化されますし下に溜まった汚泥は更にEM処理すると肥料になります。下水道処理にかかる経費は現在の20分の1で済みます。 EM処理をすれば、下水道は生ごみと同じように社会的資源であり資源生産装置となり、農業振興や環境改善につながり田畑を川を海を豊かにするとてつもない宝となります。

 

Q3 合併浄化槽からの排水に含まれる大腸菌を環境基準以下にするには、どの程度EM活性液を投入すればよいのでしょうか。
A3 排水の大腸菌をEMで浄化する場合、ある時期、大腸菌が増える時があります。今まで汚染物質の中に隠れていた大腸菌が汚物の分解によって出てくるものです。これは一時的なものですので引き続きEMを投入し続ければ環境基準(1000個以下/100ml)以下になります。川などの浄化を早めるにはEMの密度を上げることが大事ですから、もっと大量に、もっと簡単な方法で投入したほうが、より効果的です。水100リットルにつき1リットルのEM活性液、1~2リットルの米ぬか、100CCの糖蜜を混ぜ1週間から10日培養して保存せず、すぐ投入します。これを繰り返しますと大腸菌は基準以下になります。2週間以上培養しますと、かえって雑菌が増えて効果が薄れます。

 

Q4 1ヶ月に80~100リットルの二次活性液を投入していますが、排水口に白い固まりの異物が溜まっています。これを取り除くにはどのようにしたらよいのでしょうか。
A4 白い固まりの大半は油類です。レストランなどの浄化槽ですと、これが野球ボール大になることがあります。基本的にはEMの密度が上がっていないから発生するものです。白い異物に直接ぼかしをまき、活性液をもっと多く投入すれば異物は分解され、消えて無くなります。

 

Q5 生ゴミを集めてEM1でぼかしを作っていますが、もっと効果的でオリジナルなぼかしの作り方を教えてください。
A5 生ゴミで作る堆肥の質を上げるには、EM1にスーパーセラCを0.1~0.2%プラスして、ぼかしを作ると機能性が上がり、病害虫がなくなり成長も早くなります。

 

Q6 野菜作りに使用している井戸に大雨の時など外から水が入り悪臭が発生する時があり、野菜作りに悪影響があるのではないか不安です。この悪臭の消臭方法を教えてください。
A6 井戸に100分の1位になるようEM活性液を入れると、井戸水がEM化されて臭いが消えます。さらに、井戸の周りにもEM活性液を入れれば、井戸周辺の水に含まれる有機質が肥料化していきますので、作物の栄養になります。 有機農業は近辺の有機物を完全利用するやり方が安くて効率的です。雑草や野菜くずなどを利用した青草液肥を作って使ってみてください。作り方は、100リットルの水に1リットルのEM活性液、30グラムのスーパーセラCと米ぬか1~2リットルを混ぜ、雑草や野菜くずなどを入れて作ります。4日で液肥になり使えます。なくなったら水とEM活性液を追加します。さらに4日毎に液肥として使え、2週間で底に溜まった雑草などが堆肥として使えるようになっています。悪臭が出たら、EM活性液とスーパーセラCを追加投入すれば消えます。この雑草などに、ミント等ハーブ類を加えれば害虫よけにもなりますし、この地域ならミカンの葉なども使えます。 これは水田にも応用できます。雑草は入れずに米ぬかの量を2リットルに増やし発酵させると1週間で使えます。この液肥を1週間おきに10アール当たり10~15回投入すると、雑草は生えないし7~8俵だった収量が10俵に増えます。 EMを地域にあわせて色々な方法で使い限界突破にチャレンジしてください。